No.1812
お久しぶりに見えた
介護師をしている50代の女性
右の股関節が痛い💢
今までにない場所を痛めていたので
どうしたの!
聞いたら答えがやばかった
こちらに予約しようとしても
全然予約が取れずに
仕方なく違う整体に行ったら
股関節が悪いからと
強い刺激を入れられて
次の日から歩けなくなった
今は歩けるようになったが
ちょっしたしぐさで
股関節が痛いので治してほしい
ん!
これって
私が股関節が痛くなった
元の原因になっていない
では
気合を入れて治さなくてはね
股関節に
問題があったとしても
股関節は腰や骨盤と
連動しているので
腰や骨盤を
ニュートラルにする必要がある
腰や骨盤を前から支えている
腸腰筋という筋肉が
股関節を形成している
大腿骨の小転子についているからだ
腰・骨盤に問題があると
ソケイ部に痛みが感じるのはそのためだ
腰・骨盤を診る時に大切にしているのは
仙骨の傾きと動き
仙腸関節の安定度
腰の付け根の動き(腰仙部)
腰の関節の動き
治療家として
当たり前の視点だが
ここを
高いレベルでクリアしないと
股関節の治療には入れない
なぜなら
腸腰筋の緊張(スパズム)が
解除しないからだ
股関節は
電球のソケットのように
深い関節になっているので
股関節が
不安定
になっているとは誰も思わない
でも逆転の発想が必要で
これ以上股関節が
不安定にならないように
一部の筋肉や靱帯が強く張って
動かないようにしていると
考える必要がある
例えば股関節を
開こうとして抵抗があった時に
硬い
と表現されるが
実際には股関節の動きが
大きすぎるから(不安定になっているから)
壊れないように
一部の筋肉や靱帯が強く張っている
股関節を回すとガクガクいうのは
動きすぎる部分と
動きが制限されている部分が
あるからだ
治療としては
股関節を圧着して関節の中心軸を整える
関節が安定したところで
筋肉や靱帯の緊張を
膜リリースを応用した感じで解除していった
そうすることで
股関節を開いても
痛くないし可動域も広がる
🤩お~~
と喜んでくれたが
股関節が安定するまでは
数回の治療が必要となる
介護師としての職場は女性の職場
いざこざはしょっちゅう
今では
あまり反応しないようにしている
と言う
でも
身体は正直なので反応してしまうので
バイオエナジェティックの治療で
静寂の空間に
30分ほど浸かってもらったが
相当疲れていたのが分かる
彼女の場合
限界
が来てから
どうにかしなければとなるので
小野治療院との
タイミングが合わないこともある
介護師という仕事は
ある意味
身体を壊すために
やっているようなもの
定期的な治療が必須のお仕事である
追申
バイオエナジェティックの
治療の仲間から
股関節の治療の時に
エネルギーを流すことを
していないんですか
と質問があったが
しっかりと流していますよ!
と答えさせてもらった
Profile
1958年青森県生まれ。治療家の母の背中を見て、自らも治療家の道を志す。
名古屋の著名治療院で修業を積み、青森に帰郷。有限会社カイロプラクティック小野の設立。
日本カイロプラクティック師協会の初代会長として、後に顧問へ。
治療歴37年、患者数約16万人。
シカゴのナショナルカイロプラクティック大学、大連医科大での学び。1997年、世界カイロプラクティック大会in東京での研究発表、大絶賛を受ける。
治療法は、解剖学的治療、バイオエネジェティック、選択理論心理学の融合。患者の心と体へのアプローチに重点。30年通院したおばあちゃんの要望に応え、青森市に治療院開設への決意。
治療を通じて、患者とその家族の幸せの増進を目指す。