No.1835
青森県五所川原市出身の
新入幕で初優勝した
尊富士関が今場所も休場
全休すると
来場所は幕下へ陥落か😱
優勝のかかった一番に出場した代償は
あまりにも大きすぎた
足首のケガで本人は動けなくて
出場を取りやめようとしたが
同じ部屋の横綱から
出た方が後悔しない
と後押しされて
優勝することができたのだが
完治するまでの時間が
遠のいたのは間違いない
治療家としては
尊富士関の足がどんな状態なのか
見てみたいのだが
部屋には必ずケガの専門家たちが
ついているので
最善を尽くしていると思う
自分も八甲田山で
凍っていた石に体重をかけたら
ずるっ!
と滑って右足首を痛めた
人の身体って
こんなに壊れやすいんだ
おかげで自分の足で
治っていく過程を
じっくり観察する機会に恵まれた
患者さん役と
治療家の一人二役をやることに🤣
痛いぞう
という患者さん役の自分と
冷静に
ケガの具合を観察している
治療家役としての自分がいた
なかなか
こんな場面には出会えないので
興味津々で
この先どうなっていくのか
楽しみでもあった
痛めた右足の
脛骨と腓骨の関節で
関節に支えている靱帯が切れて
骨を網タイツのように
覆っている骨膜を傷つけた
腓骨が赤の位置から青の位置へズレた
基本的には重症なので
安静にしているべきなのだが
そこから4時間かけて
下山したので
これもかというくらい
足は燃え上がった
足をついたら激痛が走るので
2ヵ月ほど松葉杖を使用した
どんな些細なケガでも
松葉づえをついた方が
高いレベルで治ってくれる
治療は
足へどの方向に力が加わって
壊れたのかは分かっているので
脛骨と腓骨の関節の圧着
切れた靱帯を補強するテーピング
その上から包帯でぐるぐる巻きにした
身体の治る力とはすごいもので
患部の熱が下がり
腫れが引いて
激痛はなくなった
ただし骨膜がやられているので
自分の足ではないような感覚は
1年ほど残った
それでも
10キロのアップルマラソンに
出ることができた
ケガの程度にしては
治った点数が高いのではと思う
懲りずに
今年も登りたい八甲田山だが
熊の影響で入山は禁止中
そこで10月に行われる
アップルマラソンの10キロに申し込んだ
ケガをしたからこそ
健康のありがたみが分かる
足をかばうのはいいが
走って心臓への
負担がかからないようにね!とは天の声か
Profile
1958年青森県生まれ。治療家の母の背中を見て、自らも治療家の道を志す。
名古屋の著名治療院で修業を積み、青森に帰郷。有限会社カイロプラクティック小野の設立。
日本カイロプラクティック師協会の初代会長として、後に顧問へ。
治療歴37年、患者数約16万人。
シカゴのナショナルカイロプラクティック大学、大連医科大での学び。1997年、世界カイロプラクティック大会in東京での研究発表、大絶賛を受ける。
治療法は、解剖学的治療、バイオエネジェティック、選択理論心理学の融合。患者の心と体へのアプローチに重点。30年通院したおばあちゃんの要望に応え、青森市に治療院開設への決意。
治療を通じて、患者とその家族の幸せの増進を目指す。