No.1843
お昼に新幹線で八戸に出張
(ただいま愛車が入院中のため)
車より断然早くて身体も疲れない
それなのに八戸に行くとしたら
2時間かけて車と決めつけている
脳の中にある正しさなのかもしれない
定期的に治療に来ている
女性の妹さん(60代)が
治療にみえられた
膝が痛いので
見てほしい
びっこを引いて
体重をかけられないようす
膝に触れると熱っぽい
関節の中で炎症が起きていた
これだと炎症が治まるまでに
3週間かかるので絶対安静ですよ
それなのに来週早々
東京日帰りで仕入れをしてくる
一緒に来ていたお姉さんは
東京へは行かないで商品を注文したらに
いいや
この目で確かめて
購入してくる
意見を変える気はない
そこでテーピングして
東京出張となったのだが
どんだけ歩いたら
こんなに膝が腫れるのという位
腫れて燃え盛っていた
妹さん曰く
東京では重い荷物を持って
信号が変わりそうで走ったから
確かタクシーで
移動するはずじゃなかったと
思いつつも
膝の中心軸を整えて
アイシングと
テーピングでの固定は行った
びっこはひかず
歩きやすくなったのだが
まだまだ燃えている膝の関節
痛いと言いながらも
膝の関節をかばう様子はない
そんななか
近くの整形さんに行ったら
膝の軟骨(半月板)が
壊死しているので
人工の軟骨を入れる手術が
必要と診断された
元々
整形さんが大好きだったのに
無理やり小野治療院に
連れられてきていたので
整形の先生の話を聞いて
手術する気
満々
だって手術したら楽になるんでしょ
その話を聞いてあきれるお姉さんだが
本人の正しさを優先するしかない
私の中では
無理して
東京に行く必要はなかった
帰って来てからも
少し行動を抑えていれば
簡単に言えば
寝ていれば
治る
たったそれだけのはずが…
仕事と膝の故障を天秤にかけると
仕事
整形さんと小野治療院を
天秤にかけると
整形さん
妹さんの正しさの結果だ
お姉さんは予約はとっていったが
妹さんの予約は
とらずにお帰りいただいた
これで妹さんは手を離れたが
一度ご縁があったので
良くなることを祈るしかない
Profile
1958年青森県生まれ。治療家の母の背中を見て、自らも治療家の道を志す。
名古屋の著名治療院で修業を積み、青森に帰郷。有限会社カイロプラクティック小野の設立。
日本カイロプラクティック師協会の初代会長として、後に顧問へ。
治療歴37年、患者数約16万人。
シカゴのナショナルカイロプラクティック大学、大連医科大での学び。1997年、世界カイロプラクティック大会in東京での研究発表、大絶賛を受ける。
治療法は、解剖学的治療、バイオエネジェティック、選択理論心理学の融合。患者の心と体へのアプローチに重点。30年通院したおばあちゃんの要望に応え、青森市に治療院開設への決意。
治療を通じて、患者とその家族の幸せの増進を目指す。