
No.2042
永ちゃん治療会も
今週末で8回にもなった
近畿に住んでいる人で
自分の身体が
どんな状態にあるのかを
知りたい人は治療に来て下さいね
カイロプラクティックと
オステオパシーを学び
人間関係が良くなる
選択心理士として
心と身体のバランスをみていく
永ちゃん先生です
今週末に滋賀県に行くのだが
最終日に必ず寄ってくるのが
京都の三十三間堂で
千体の千手観音が作り出す宇宙観は
バイオエナジェティックの治療の
静寂の空間に通ずるものがあるので
勉強のためにも必須の場所である
また
三十三間堂では
年初めに通し矢が開催されて
弓道を目指している人たちの
聖地ともなっている
私たちの身体には
弓弦理論
という言葉がある
弓が背骨で
弦は横隔膜、腹膜、内臓となる
弦を強く張るほど
弓である背骨は固くなる
これは
後ろが辛かったら前を見なさい
前が辛かったら後ろを見なさい
につながる
また
上に問題あったら
下を見なさいにも通ずる
68歳の女性が治療に来たが
本当に60代と思えた
70代後半に見えたからだ
それだけ
辛い思いをしてきたのだろう
症状は13年ほど前から
首が回らずに痛み止めを飲んできた
座らせて左右を見てもらったが
驚くほど動きがなかった
これは
首が全然楽しく動けていない
だとしたら
首が喜んで動けるようにする
首の問題で来ているのに
首には一切触らずに
胸郭
そして
横隔膜
を見ていったら
右の肋骨下部から
横隔膜と肝臓の付着部に触れたら
硬い部分があったので(赤いライン)
指先で硬い方向へ持続圧で緩めてから
首を回してみて
なんと
首がきれいに動き出した
当然のように
どうして!
という疑問が
シャツが
下に強く引っ張られていたら
首や肩は楽しく働けない
なんで
右の肋骨下部の所が
硬くなったんですか
それは
左の仙腸関節が不安定で
体重をのせることができずに
長い間
右足に荷重がかかっていたから
そのためには
骨盤からお腹にかけての
右の筋膜が強く張る必要がある
仙腸関節を治療して
(仙骨を整えて仙腸関節圧着)
座って首を回してもらったら
首だけでなく
身体も動いてきた
私は長い間
痛み止めを飲んできた
それは
いつか治るかと思っていたから
保険診療だと
症状のあるところしか
診てはいけないとなっている
全く関係のないところを
治療していたら
保険診療では
違反行為になってしまう
私のところは
自由診療なので何の制限もない
痛いところには惑わされずに
どこからきているのかを
捜すことをしてきた
首が痛いと言ったら
首より下に
80%の問題が
隠れている
治療としては
首より下を治していって
最後に首をみることになる
次回
彼女が来るのが楽しみですね
まだまだ
いろんなことが隠されていそうです
Profile
1958年青森県生まれ。治療家の母の背中を見て、自らも治療家の道を志す。
名古屋の著名治療院で修業を積み、青森に帰郷。有限会社カイロプラクティック小野の設立。
日本カイロプラクティック師協会の初代会長として、後に顧問へ。
治療歴37年、患者数約16万人。
シカゴのナショナルカイロプラクティック大学、大連医科大での学び。1997年、世界カイロプラクティック大会in東京での研究発表、大絶賛を受ける。
治療法は、解剖学的治療、バイオエネジェティック、選択理論心理学の融合。患者の心と体へのアプローチに重点。30年通院したおばあちゃんの要望に応え、青森市に治療院開設への決意。
治療を通じて、患者とその家族の幸せの増進を目指す。