No.1708
今日は休息の日曜日とする
ちょいと忙しすぎた1週間
体調を整えるために外に出ずゆっくりする
何もしない
身体が回復する重要なポイントになる
土曜日の治療の一枠が開いていたところに
急遽予約を入れて八戸から来た女性
電話口から速射砲のように
左の首から肩にかけて痛くて肩甲骨も
そして肩も上がらないし
左の腰も痛くて
2カ月体調が悪くてダウン
どこに行っても治らないし‥‥
身体だけでなくメンタルも追い込まれている
そんな時は相手のペースに巻き込まれない
検査と治療したら
おおよその壊れたところが浮かび上がってきた
仙腸関節を治療して
テーピングして歩いてもらった
楽になったを体感してもらうことで
不安を取り除いていくのだが
なぜ左の仙腸関節が壊れたんですか
なぜ腰の問題が肩に影響を及ぼすんですか
体重の軸受けが
左の仙腸関節にあるので
一番影響を受けやすいこと
身体はジャンプのスーツのように
筋膜が張りめぐされているので
下の問題が上に
前の問題が後ろ
に影響をに与えると伝えた
次はメインの
左の第3肋横突関節に治療に入るのだが
不安感がMAXなので
なぜ壊れるんですか
なぜ左なんですか
胸郭は筒のような状態になっていて…
ひとつひとつ説明しながらなので治療が進まない
ここでも治療した後はテーピングして
痛みのでる動作をしてもらい
治療前と治療後の差を確認してもらった
楽になったを体感してもらったのはいいのだが
1回で治るんですか
普段気をつけることは
何か運動をした方がいいんですか
速射砲を浴びながらの治療となったが
時間がきたのでここで終了となった
本来はバイオエネジェティックの治療で
健康をさらに健康にすると
痛いところは枝葉の問題なのだが
どこに行っても
期待した答えが返ってこないと
不安は大きくなるんですね
小野治療院にかかっている間は
何もしない
なぜなら
身体の中にある治る力が
最大限に働いてくれるので
ゆっくり過ごしてもらう
すぐに結果は求めないことが良くなる秘訣かもね
Profile
1958年青森県生まれ。治療家の母の背中を見て、自らも治療家の道を志す。
名古屋の著名治療院で修業を積み、青森に帰郷。有限会社カイロプラクティック小野の設立。
日本カイロプラクティック師協会の初代会長として、後に顧問へ。
治療歴37年、患者数約16万人。
シカゴのナショナルカイロプラクティック大学、大連医科大での学び。1997年、世界カイロプラクティック大会in東京での研究発表、大絶賛を受ける。
治療法は、解剖学的治療、バイオエネジェティック、選択理論心理学の融合。患者の心と体へのアプローチに重点。30年通院したおばあちゃんの要望に応え、青森市に治療院開設への決意。
治療を通じて、患者とその家族の幸せの増進を目指す。