
No.2045
形と動き
の違いと
考え方とは
カイロプラクティックと
オステオパシーを学び
人間関係が良くなる
選択心理士として
心と身体のバランスをみていく
永ちゃん先生です
関東にも雪が…
のニュースが流れて思い出した
10年前
五反田でのセミナーが
終わったのが24時過ぎだった
外に出たら
20㎝ほど雪が積もっていた
それも水分を含んだ雪で
背広も革靴も
あっという間にジョブジョブに
こんなんじゃ
ホテルまでたどり着けないよ
タクシーはいないのか
と思っても捕まるはずはなく
雪道を歩くこと30分
道中長靴や防寒服が恋しい
もはや下着までずぶ濡れ😭😭😭
早く
温かい風呂に
入らないと…
全くの無防備だと
青森県民
でも遭難するんだと苦笑い😂😂
70代の元気な女性が治療に来た
身体からにじみ出る
生命力は半端ないのだが
一度も身体を
メンテナンスしたことがない
健康が取り柄だった彼女が
1カ月前から
左膝から下が痛くて歩けなくなった
かかりつけの病院でお薬をもらい
2週間
服用したが効果がなかったので
県病で検査をすることにした
MRI 検査や血液検査をしても
異状なし
でも痛くて歩けない😭
そんな状態を
見ていられなかった
お弟子さんに
強制的に連れてこられた
まずは
どこに問題があるのかと
チェックしたら
椎間板ヘルニアなどの問題はなくて
膝の内側の半月板に圧痛があった
そして
前十字靭帯という
上の骨に対して下の骨が
前にいきすぎないようにしている
前十字靭帯に圧痛がある場合
下の骨が前に滑り出す動きが
大きいことを意味している
膝関節の動きは
前に滑りながら回旋するのだが
その動きが大きすぎて
半月板を痛めることになる
なんで
前十字靭帯に負荷が
かかっているのかというと
膝関節を
前からや後ろから支えている
筋力が
弱いせい
だとしたら
膝関節の周りの筋肉に
力が入るように
腰や骨盤の関節を
安定させないといけない
関節が不安定だということは
関節の動きが大きくて
筋肉に力が入らない状態に
なっている
いくらMRI 検査をしても
二次元であり
形
を見ている
そうではなくて
関節の
動き
を見ることで
動きがない
正常の動き
動きがありすぎる
と三次元的に
評価することができる
形を重視する
MRI検査では異常ないとなるが
小野治療院では
異常だらけ
彼女のお尻が
本来真ん中にあるべきはずが
回旋しながら右へ移動している
これは
左の腰や骨盤の関節に
問題を引き起こしているので
安定している右の腰や骨盤に
体重をのっけている
ここまで説明しながら治療して
歩いてもらったら
歩きやすくなっていた🤩
普段元気な人ほど
健康には
無防備
首や肩の張りも半端なくて
膝の治療できたけれど
治療の目的がずれて
脳卒中などひきこさない
身体にしましょうね
これには
苦笑いしながら帰っていった
Profile
1958年青森県生まれ。治療家の母の背中を見て、自らも治療家の道を志す。
名古屋の著名治療院で修業を積み、青森に帰郷。有限会社カイロプラクティック小野の設立。
日本カイロプラクティック師協会の初代会長として、後に顧問へ。
治療歴37年、患者数約16万人。
シカゴのナショナルカイロプラクティック大学、大連医科大での学び。1997年、世界カイロプラクティック大会in東京での研究発表、大絶賛を受ける。
治療法は、解剖学的治療、バイオエネジェティック、選択理論心理学の融合。患者の心と体へのアプローチに重点。30年通院したおばあちゃんの要望に応え、青森市に治療院開設への決意。
治療を通じて、患者とその家族の幸せの増進を目指す。