No.1737
軽トラで目指すは板柳のリンゴ園
新木と入れ替えのために
伐根した老木を薪にするために
もらう約束をした
メールでは
右に曲がると板柳
左に曲がると青森
の交差点を目印にして
次の交差点を左に曲がる
とあったので
右が板柳・左は青森と書かれている
看板が出ている交差点を通過して
次の信号を左折したら
どう見てもリンゴ園らしきものはない
ということで連絡したら
あんた板柳中へ行く
交差点を知っているでしょう
相手は板柳中が基準で
私は看板が基準かと…
地元の人の解釈とはかけ離れていて
苦笑い
それでも無事に到着した
軽トラで薪を運んだが
大きい薪だと
割る作業が出てくるので大変
時間と体力を使うので
めんどくさいが先にくる
それでも
良い面もある
運動不足の解消
燃料代がタダ
薪の火は心が休まる
特に災害時の時は
体を温めてくれるしご飯も炊ける
と良い面だけを考えることで
作業も楽しくなる
今回もらい受けた薪が活躍するのは
きちんと乾いてから燃やすので3~4年後になる
結構先を読んでの行動となるのだが
患者さんだとそうはいかない
先生
頭を前に倒すと
左の首から肩へのツッパリが半端ない
と切羽詰まってからやってきた40代女性
その格好で痛くなるのは
首の土台である
背骨と肋骨が付着している関節なのだが
触診したが問題ない
だとしたら
首に症状が出たとしても
首から下に80%の原因があるので
首が痛いと言っても
腰・骨盤を治療することから始めた
特徴的だったのが
左の仙腸関節の問題(不安定)で
左の太ももやふくらはぎの筋肉が緩んでいた
本人に左右の筋肉の太さや張りの違いが分かるかに
はい!全然違う!
左の仙腸関節を圧縮して足に力が入るようにしてから
肋骨を動かした
こんな感じで(写真は板坂勇治郎さん・特別出演)
右側は正常な動きがあるので全然痛くないのだが
左側はガチガチに硬いので動かすと激痛
キャッ‼
ナニコレ!
と言いながらも耐えてくれた
最後にコロナのワクチン4回と
コロナに感染が1回の経歴ありなので
当然のごとく
バイオエネジェティックの治療で
静寂の空間でお休み
お休み中に
こころとからだの緊張がとれたので
首を動かしてもらったら自由自在に動いた
これって
ほったらかしておいたから
何回来たら楽になれますか
の問いに
あと5回来たら美人になれますよ
美人にですか
確かに
目がパチッとなっている
チケットを買って治療します
と帰って行ったが
もうダメというところまで
身体を我慢して使うもありだが
悪くならないために
事前に治療する方が利口だと思う
健康に関しては
先送りしてしまう傾向にあるが
薪がなくなって慌てて用意しても
そこから薪を乾かしていたら
凍死してしまいますよ
Profile
1958年青森県生まれ。治療家の母の背中を見て、自らも治療家の道を志す。
名古屋の著名治療院で修業を積み、青森に帰郷。有限会社カイロプラクティック小野の設立。
日本カイロプラクティック師協会の初代会長として、後に顧問へ。
治療歴37年、患者数約16万人。
シカゴのナショナルカイロプラクティック大学、大連医科大での学び。1997年、世界カイロプラクティック大会in東京での研究発表、大絶賛を受ける。
治療法は、解剖学的治療、バイオエネジェティック、選択理論心理学の融合。患者の心と体へのアプローチに重点。30年通院したおばあちゃんの要望に応え、青森市に治療院開設への決意。
治療を通じて、患者とその家族の幸せの増進を目指す。