No.1776
咳を気にしていたら
いつの間にか田植えが始まっていた
昔は田植えは一家総出で行う
祭りみたいなものだったが
運転手がいなくても
真っすぐに植えていく自動田植え機
ハイテクすぎて
感動も何もない😅
我が家で
田植え機を買ったころは
乗用ではなくて歩くやつ
1日
泥の中を歩くことになるので
結構きつかった覚えがある
でもね
楽しかった記憶がある
土の臭い
風が香る
日を一身に浴びる
田んぼの水が鏡のようになって
顔は真っ黒に
田んぼのあぜ道で食べた
おにぎりはおいしかった
自然相手なので
人間らしい生き方ができた
ところが今は
1年中治療院の中で働いている
そこで
人間らしさを取り戻すために
ブナ林を良く歩くようにしている
五感を研ぎ澄ませて歩くことで
山のエキスやエネルギーなどを
受け取ることができる
バイオエナジェティックの
トム先生から学んだことは
治療を高めていくうえで必要なことは
自然の中に答えがある
ということを覚えておくとよい
すぐに何が答えなのか分からなくても
人間は自然の一部であり
自然に生かされていることは
体感できる
同時にこんな気持ちも湧いてきた
便利さを求めるあまり
自然をないがしろにしていませんか
車や携帯、エアコン、冷蔵庫などは
生活していくうえで必須
電気のない生活を送ったとしたら
不便だが
家族全員が健康になる
便利を追求すればするほど
人間は弱くなっていくとしたら
ここいらで
不便を楽しむ余裕が
あってもいいのでは
年を重ねるほど
畑仕事や土いじりが好きになるのは
やはり
私たちは自然の一部
だからかもしれない
Profile
1958年青森県生まれ。治療家の母の背中を見て、自らも治療家の道を志す。
名古屋の著名治療院で修業を積み、青森に帰郷。有限会社カイロプラクティック小野の設立。
日本カイロプラクティック師協会の初代会長として、後に顧問へ。
治療歴37年、患者数約16万人。
シカゴのナショナルカイロプラクティック大学、大連医科大での学び。1997年、世界カイロプラクティック大会in東京での研究発表、大絶賛を受ける。
治療法は、解剖学的治療、バイオエネジェティック、選択理論心理学の融合。患者の心と体へのアプローチに重点。30年通院したおばあちゃんの要望に応え、青森市に治療院開設への決意。
治療を通じて、患者とその家族の幸せの増進を目指す。