No.1797
木曜日は中泊町の実家での治療日
通勤時間は10秒
普段は1時間かかるのでそれだけで
幸せ😍
なのだが
これだけ価値観が違う患者さんだと
意見が合わずにめまいがした
毎週通っている70代の女性
体操の先生の話を聞いて
痛いのに体操をし続けたら
身体が左にグニャと曲がった
先生これっていつ治るんですか
素直に私の話を聞いてもらえれば
私の話しは全く聞いていないようすで
秋までに治したいんですが
なかなか
骨盤の関節が安定しないので
さらしで固定するので
さらし一反を持ってきて
分かりました
でも恥ずかしいので下着の上からでいいですか
という流れでさらしを持ってきてもらったら
まさかの半分に切ったさらしを持ってきた
これだと関節を固定する力が半分になるんですけど
だってユーチューブを見たらこれがいいって
ここまで
会話してある意味素晴らしいと思えた
とことん自分中心に世のなかが回っている
半分のさらしを芸術的にまいて
なんとか固定力を落ちないようにした
そんな患者さんからひと言
これだと下着をおろすことはできないんですか
あなたが下着の上からでないといけないと言ったのでは
もったいないので下着を降ろそうかと…
付き合っていると
めまいがしてきそうなのだが
あくまでプロなので冷静に装い
素直にさらしを一反持ってきて
地肌に巻くことで
自宅に帰ってから
自分でまくことができるように
教えるのに
そうしたら
秋までと言わずに
1ヵ月もあれば
身体はまっすぐになるのに
それはあくまで私の価値観😅
患者さんの価値観とは相いれないので
私の正しさを押し付けることはしないが
素直に聞く
素直に行動する
そんな学びを
患者さんに教えてもらっているので
結構イライラする部分もあるが
ありがたいことだ🤩
なんといっても
ブログのネタになるのもいいね
私の話しが届かなくても
なんとかするのがプロの治療家
と鼓舞して毎週頑張ろうっと
Profile
1958年青森県生まれ。治療家の母の背中を見て、自らも治療家の道を志す。
名古屋の著名治療院で修業を積み、青森に帰郷。有限会社カイロプラクティック小野の設立。
日本カイロプラクティック師協会の初代会長として、後に顧問へ。
治療歴37年、患者数約16万人。
シカゴのナショナルカイロプラクティック大学、大連医科大での学び。1997年、世界カイロプラクティック大会in東京での研究発表、大絶賛を受ける。
治療法は、解剖学的治療、バイオエネジェティック、選択理論心理学の融合。患者の心と体へのアプローチに重点。30年通院したおばあちゃんの要望に応え、青森市に治療院開設への決意。
治療を通じて、患者とその家族の幸せの増進を目指す。